次の時代を見据えたデザインに取り組む各分野のスペシャリストをゲストに招く「デザインコネクト・レクチャー」を配信します。今回は「つながりの再考」をテーマに、デザインの各分野で活躍するデザイナーと福井県の企業が、ものづくり等に成功している事例として、デザイナーとのつながり、過去から未来への様々なつながりについて、対談しています。

＜対談内容＞
「デザインがつなぐ医療現場の未来」

村田智明/ プロダクトデザイナー×山本典子 / 株式会社メディディア　代表取締役
　医療現場で働いていたからこそ分かる問題点を解決するために商品開発を行う（株）メディディア。デザインが医療現場にどのような変化をもたらしたか、お聞きしました。

＜村田智明氏プロフィール＞

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS　代表取締役 

大阪市立大学工学部応用物理学科卒。1986年 同社設立。デザイン思考の段階から企画開発をサポートするデザインシンクタンクとして知られ、Newsweekの「世界が注目する日本の中小企業100社」に選定される。プロダクトを中心に200点以上の国際アワードを受賞。大阪公立大学客員教授、大阪デザインセンター理事、JDCA理事、NPOエコデザインネットワーク理事、大阪府研究開発型企業振興会（ORD）顧問、JIDAビジョンコミッティ、総務省地域人材ネットアドバイザー、九州大学非常勤講師、愛知県立芸術大学非常勤講師。著書「ソーシャルデザインの教科書」「行為のデザイン思考法」「感性ポテンシャル思考法」「バグトリデザイン」。

＜山本典子氏プロフィール＞

株式会社メディディア　代表取締役

看護師・救急救命士・保育士・福祉住環境コーディネーターとして20年以上勤務。

2006年同社設立。看護師経験を活かし医療現場の問題点やモノを現場目線で研究開発し、デザイン思考で解決している。自社製品以外に他社製品の開発も手掛ける。世界の経済誌Forbes　JAPANでは「未来を創る日本の女性10人」に選定される。日本商工会議所「女性起業家大賞」受賞。プロダクトを中心に開発したものは国内および国際アワードを多数受賞。点滴スタンド「フィール」は「新・日本のデザイン100選」に選定。世界中の美術館や総領事館等で１０年に亘り展示されている。JIDA日本インダストリアルデザイン協会　DESIGN　MUSEUM　SELECTION　Vol.16にも選定され、同時受賞した「医療用サージカルテープカッターきるる」と共に美術館に永久保存されている。TVドラマでは「グッドドクター」「祈りのカルテ」「リエゾン-こどものこころ診療所-」などに提供。

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（公財）ふくい産業支援センター　デザイン振興部
「令和４年度デザインコネクト事業」

(Text written date / 2023.02.15)

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